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「うぅ、もう何もしたくない……」 仕事を終えて自宅に戻り、靴を脱ぐ事なく玄関に座り込みぽつりと漏らすと、先に帰っていたひじりが玄関までやって来る。 「相変わらず金曜日の夜は元気ないね」 「だってー……」 苦笑するひじりと項垂れる夢主。付き合い始めた頃は年上なのだし格好悪いところは

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瑠璃‎☪︎*。꙳@ruri_rdup

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見せられないと気を張っていたが、今では時々気を抜くようになった。 「……僕とキスもしたくない?」 「っ、……したい」 「ご飯の後にね」 ひじりも夢主の扱いを心得てきて、甘い餌をぶら下げる。ぱっと顔を上げて小さくねだる夢主に目を細めて、くるりと踵を返してキッチンに戻っていく。

瑠璃‎☪︎*。꙳@ruri_rdup

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