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加藤泰『懲役十八年』。クローズアップが、安藤昇の憤怒・近藤正臣の狂気・小池朝雄の狡猾・桜町弘子の愚直・小松方正の不気味を、なんだか演技を超えているところで提示していて、空恐ろしい。そう言う表情を適切な位置で拾ってくるカメラと、適切な位置に落とし込む編集の力。 pic.twitter.com/W7JRc0J4uV

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特に朝雄と方正は安全ピンを抜かれた手榴弾がこちらに転がってくるみたいな破壊力。 一方、富三郎や他の共演者たちは、安定した職業俳優の範疇の演技(出)に徹底していて、軽妙さにもつながる。 その押し引き、濃淡、コントラスト、アンサンブル。そのリズムとテンポ。素晴らしい。

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