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そんな話を、アスファルトに文字通り花を添えている桜達の死骸を見て思い出していた。緩慢な流域で死んだように停滞している花筏はいつ沈んでしまうのだろう? ────別れよう。 突拍子もないのにその判断を下した脳はなんだか冷静で、もうそうすることをずっと前から決めていたような心地だった。

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フユコ@donggu_f75

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……不安、だったのかもしれない。あるいは不満だったとも言えるだろう。杉元くんが忙しいのは分かっていたし、私だってそうだった。 その中で、ふと思う。ああ、今年は一緒に桜も見れなかったな。今まで数日に一度はあった電話がいつの間にかなくなったり、

フユコ@donggu_f75

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