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一応『二入四行論』には、「理入」(教えに基づいて真実を悟ること)を通じて、凡夫も聖人も同一なる「壁観」に落ち着く、とは書いてあります。また、ほぼ同時代の『華厳経内章門等雑孔目章』という文献には、初心者向けの修行法のリストのなかに「壁観」というのが出てきますが、特に説明はありません。

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DJ プラパンチャ@prapanca_snares

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また、7世紀を生きた南山道宣の『続高僧伝』には「大乗壁観」による達成は至高のものである」とありますが、これは「壁観」を初心者向けの修行法として扱う『華厳経内章門等雑孔目章』の記述と対立するものです。結局のところ、この語が何を意味していたのかはぶっちゃけ“よくわかっていない”んです。

DJ プラパンチャ@prapanca_snares

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