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『伊勢物語』、初段で初冠した男が急愛するのは奈良の春日野の姉妹。二段で示される時代設定は「奈良の京は離れ、この京は人の家まだ定まらざりける時」。奈良は業平の祖父、平城天皇の夢の跡です。父の阿保親王は平城天皇の皇子、母の伊都内親王は桓武天皇の皇女。平城系の皇統が確立していれば、

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業平は皇位も望めたかもしれません。そして奈良の帝とまで言われた平城天皇ですから、皇統が平城系にあれば、京も奈良にあったでしょう。 室伏先生や片桐先生も指摘されていますが、本来貴族の子女は初冠したらまず、親の決めた政略結婚が待っています。 しかし男は奈良に行った。

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