Perfumeの振り付けをしているMIKIKOさんが、マンハッタンのダンス学校へ留学しての結論が、手足の長い白人や黒人の振り付けは日本人の体型では役に立たない、という結論でした。遺伝的な枠組みで、合う合わないがあるんでしょうね。

戦前の話。とあるロシア人バレエの指導者曰く、｢日本人は、バレエが好きな人がバレエをやっている。ロシアでは、バレエをやるべき人がバレエをやっている｣

読解問題の回答を置いておきますと ＞バレエには向いてなかった これは過去形で、過去の話を表します ＞あの足の細さを出すまでに時間かかったよね。。 これは現在形で、今は違うということを表しています

熊川哲也氏もローザンヌ国際バレエコンクールでゴールドメダルを獲った時、演技中の解説に「技術は最高、でももう少し足が長くならないと」「成長期だから伸びるのを期待」を聞き、体のバランスも大切な要素、それをハッキリと言う解説者が凄いと思いながら観ていました

バレエ学校に入るのに体型チェック、骨格チェック、両親体型チェック… 膝下が真っ直ぐで細く長い事がクリア条件で成長期に真っ直ぐに伸びる様に タオルで足首、脛、膝下を結んでました。長さは、変えられなかった😭 14歳の挫折感でした。

伝統的なバレエ団は祖父母の代まで肥満の人がいないかチェックされたりした時代がありました。日本人は膝が出ている人が多く正座の影響とも言われましたが、今は日本人もプリマが出ているので体型も変わっているのだろうと思っています。

習っていたバレエの先生が足を伸ばす、あげる教え方により形が変わっていくと言ってました。もちろん本人の体質もあると思いますが、教室により足が太くなっている子が多い教室、足が太ももから脛にかけて細い子が多い教室という違いはありましたね。

「昔」パリオペラ座バレエ学校校長先生していたクロード・ベッシーが、毎年一回ローザンヌ国際バレエコンクールテレビ放送コメンターとして全世界に向かって「日本人は脚の形が悪い」と切って捨ててましたね。熊川哲也世代はバレリーナの卵時代全員洗礼を受けたはず。

フィギュアスケートでもロシアはまず体型で選別すると聞きました。それから素質を見て、養成するに値するか判断すると。 見せる芸術に容姿端麗であることは必要最低条件なのかもしれませんね。スポーツ的観点から見ればまた別なのでしょうけれど。

バレエではないけれど、イギリスでフィギュアスケートの試合のテレビ中継を観ていた時、日本人の選手が登場して、解説の人がフィギュアスケートはフィギュアも大事なので残念と言ってて悲しかったです