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村上春樹がいつノーベル賞でもおかしくない理由は、東京という都市の原型＝オリジン＝素体を巧みにメタ分解し、それらメタファがいちいち現代日本の歪さとそこに苦しむ人たちとその救済を適格に描き出している点。普遍性をもったタイムレスな言語の美術＝文学として継続的に作品化してきた点だ。
メニューを開く関東人には実在論は理解しづらい、 ここには実在しかないからな。 それは、実在しているものと、 実在していないものの対比をを考える機会がないってこと。 ないもののことの理解もくそもない。 だから思想哲学にも向いてない。
