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阿部智里さんの『追憶の烏』読了。新刊を読むたびに、驚きの連続で新しい視点にいかに自分が思い込んでいるのかを、思い知らされる。人の顔は、1つではなく、出会った人、置かれた環境、経緯でいくらでも容易に変容するものなのだと、そして最後に何を選び取るか次第だと思い至り恐ろしくなった。

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ありんこ@ant_tekko

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いったいどれだけの山内の歴史が、複雑に絡み合う一人ひとりの登場人物の歴史が思いが構築されてるのかと驚きを禁じ得ない。今まで読んだどの物語よりも終着がどうなるか予想もつかない。早く終わりが読みたいし、いつまでも続いて欲しくもある。さて、サインありの単行本『烏の緑羽』やっと読めるわ!

ありんこ@ant_tekko

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