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龍以/帝都騎殺 用心棒をしている以は、障子の向こうの男が苦手であった。商家の主人に雇われて、その息子を護衛しているが、一歩も家から出やしない。 しかも、その部屋から「やぁ」と声をかけてくるのだった。 外の状況や以について尋ねてくるのである。 迷惑だ。煩くて敵わない。 pic.twitter.com/GPN1is8Z1c

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護衛の対象であることと、親が雇い主であるから、相槌は打ってやるが、自分のことは話さなかった。どうせ碌な人生ではないのだから。 うるさいやつだが、早朝、昼、深夜には声が聞こえなくなった。 人の気配に聡い以は、部屋の気配を探って、障子向こうに人が居るかどうか探ることが出来るが、

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