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これは北米の日本近代文学研究では普通に論文もあって有名なんだけど、漱石の『こころ』の英訳は1957年のMcClellan訳だと、同性愛的な表現が抑圧されていて、それを原文により忠実に訳出したのが2010年のMcKinney訳で、この論文と共に2つの英訳を授業で比較する講義をしたら、学生の反応がよかった

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ケイシー Casey🌈@CaseyKiyuna

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ちなみに授業でほんとに力を入れたのは、原民喜の『夏の花』と樋口一葉の『たけくらべ』。まあ冷遇してしまったのは川端の『雪国』で、ノーベル賞の評価とか日本の美の象徴とかいう評価を批判的に読むという授業をした。この点、谷崎の小説は日本文化に対するアイロニーがあるから良いっていう

ケイシー Casey🌈@CaseyKiyuna

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