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でぐち「声と文字の人類学」お みていたら、「ひとたび本(金枝篇)を繙くと直ちに、増殖した事例が夥しく繁茂するこの「ネミの森」の中で道に迷い、自分は今どこにいて何を読んでいるのだろうと途方に暮れる読者はいないだろうか。「〇〇では△△、□□では▽▽」という記述が続くのに飽きてしまう読

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いがわ・まこと@viewfromnowhere

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者はいないだろうか。日本の人類学者長島信弘によると、この叙述のスタイルは「出羽守(ではのかみ)」と呼ばれていた」(197-198ペ)と ちょっと ちがった ニュアンスの よーほーが しょーかいされていた。

いがわ・まこと@viewfromnowhere

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