武映画の妙に長くて生々しい暴力描写はリアリィティがあっていいですよね！

しかし、時間もお金もかなり制約が強い中で よくこんなにすごい映画が作れましたね。

普通なら吾妻の顔面アップ（橋爪の主観カット）とか挟んで映画的にコマを割るんだろうけど、長回しで延々ピンタってドキュメンタリー的というか、その場に居合わせてるような生々しさ・居た堪れなさがありますね。 吾妻のヤバさがヤバいくらい伝わってくる演出

立場が逆で北野武がフルボッコにされ命乞いしてるのも面白い。

川上さんの頬が赤黒く染まって行くシーンを見て「あそこ酷い事してますね」と言われたそうですが、タネを明かすとカットの切れ目にたけしさんの手のひらに顔料をつけておいて、引っ叩くたびにそれが川上さんの頬にちょっとずつ乗っていったトリックだそうで。 もちろんビンタも入っていますけど…

わたしの叔父がでてるシーンでビックリです。 茶色いスーツの方の隣です。

なんでセンシティブにしないのか理解できない

「答えなきゃ、その分、長く撮って貰えるから返事しなかった」 とか言ってな。

中学生の頃の教師を思い出す…

痛い映画の走り