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独り冬空を掴んでいた手は冷えきっていて、迷うことなくその手を温めたのはつい先日。 君はただ愚直に生きているとばかり思っていた。けれども本当は、必死に気を張り自身が傷つかないように強固な壁を築いていただけだった。ああきっとそのせいだ。その時から君の事がどこか他人事では無い気がする。
独り冬空を掴んでいた手は冷えきっていて、迷うことなくその手を温めたのはつい先日。 君はただ愚直に生きているとばかり思っていた。けれども本当は、必死に気を張り自身が傷つかないように強固な壁を築いていただけだった。ああきっとそのせいだ。その時から君の事がどこか他人事では無い気がする。