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とはいえノラが監督の自伝要素だとすると流石に鼻につく気持ちがないと言えばウソに 韓国映画とアメリカ映画の融合という点では『ミナリ』の足元にも及ばず、少女時代のソウルの空気感ひとつとっても『はちどり』の緊張が欠片もなく、外様の浅い批評眼って感じが記号的で乗り切れない
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子供時代・遠距離恋愛時代の記号的で単調な描写が、NY編にきて「1」が「2」に、「2」が「3」になると会話ごとに小さな齟齬を来し、その齟齬も呑み込んでる大人の苦さが浮き彫りになりと一気にカットの連なりで描写が豊かになる 口論すら起こらないバーの飲み会がクライマックスたりうるのは楽しい