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梶山季之『李朝残影』(講談社文庫)を久しぶりに読んだ。日本の植民地支配下の朝鮮で、かつて高い格式を持っていた妓生たちが没落していく中、その気位を高く持ち続ける金英順。画家の野口は英順が舞い踊る宮廷舞踊に衝撃を受け、絵に描きたいと望むが……。ある日、三一独立運動の記憶がふいに甦る。 pic.twitter.com/lGWTl6y1cZ

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鬼澤伊佐@sabasabi

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この本には5編の作品を収録。創始改名をテーマにした「族譜」も傑作だ。朝鮮関係以外では、現在、統合失調症と呼ばれる精神分裂症を描いた「歪んだ栄光」がある。ただ、当事者に対する偏見を助長しかねい描き方になっており、今では許されない内容ではないだろうか。そういう感覚の違いが興味深い。

鬼澤伊佐@sabasabi

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