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ジェラルディン・ブルックス「古書の来歴」読み終わった。500年に渡り焚書を免れてきた一冊の本を巡る物語。蝶の羽、欠けた銀細工の留め金、ワインの染み、海の塩、白い猫の毛、そんなほんの僅かな痕跡から、本を作った人々、そして本を守ってきた人々の歴史を紐解いていく。

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くらもり@Cnse5Tr

みんなのコメント

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と不思議な気持ちになった。 この作品は2008年に書かれていて、2024年に読むとユダヤとイスラムの関係についてどうしても考えざるをえないんだけれど…「書物が焼かれるところでは最後には人も焼かれる」というエピグラフが改めて重い。

くらもり@Cnse5Tr

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500年を生き延びた「サラエヴォ・ハガダー」は実在していて、ネットで検索すれば見ることができる。 慣れないイスラムやユダヤ教の戒律、ユダヤ人の迫害の歴史と途中苦戦したけど、読み終わったあとにハガダーの細密画を見て「あああなたがはじめた物語は500年後の今も続いています」

くらもり@Cnse5Tr

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