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二年前に「「バーチャルYouTuber」とは誰を指し示すのか?」という論文を書きました。そして私はその論文の中で、「VTuberは中の人にも虚構的キャラクターにも同一視されない」という非還元主義の立場を取りました。ですが、だからといって、「中の人」の無断交代はコンテンツ的に許容されえないという

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山野 弘樹@『VTuberの哲学』(春秋社)/『VTuber学』(岩波書店、近刊)@Ricoeur1913

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議論を拙著『VTuberの哲学』において展開しています。「コンテンツ的に許容されえない」というのは、中の人が交代してしまったら、それまでのコンテンツと決定的に変質してしまうので、「それまでのコンテンツが好きだった」鑑賞者を突き放してしまう(それゆえ望ましくない)という意味です。

山野 弘樹@『VTuberの哲学』(春秋社)/『VTuber学』(岩波書店、近刊)@Ricoeur1913

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