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ペイターの『ドリアン・グレイ』書評。ヘンリー卿が諷刺化されたものであるとの憶測の是非は兎も角とし、彼やドリアンが甚大な報いを受けている故、享楽主義者として失格しているという論点は重要だ。思うに、ペイターのエピキュリアニズムと、ワイルドのヘドニズムとの決定的な違いはその点にある故。

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ワイルドのヘドニズムって、一種逆説じみているが、苦痛を伴っても、なお美的感覚を追求する態度だ。と考えると、苦痛を排することを条件とするエピキュリアニズムとは相反する。

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