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もっと残念なのは、ピリドキサミン投与に伴うビタミンB1欠乏によるウェルニッケ脳症が発生してしまったことです。以前の臨床試験(Itokawaら, Psychiatry Clin Neurosci 2018)で、2名の方がウェルニッケ脳症を発症したため、その試験では、その後ビタミンB1を補充しています。onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pc…
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ピリドキサミンは、血中でピリドキサールに変化し、これがビタミンB1と反応してしまうために、ピリドキサミン大量投与はウェルニッケ脳症を引き起こすと推定されています。以前の試験で副作用が発生し、そのメカニズムもわかっているのに、同じことが繰り返されたのは、誠に残念に思います。