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1960年代に澁澤龍彦らが海外の奇想文学や世紀末文学もしくは形而上的ポルノグラフィ、およびリバイバルされた戦前の変格探偵小説の類を「異端文学」と呼んで広めたのは大変に優れたプロデュースであったが、これにいかれた層の中に自身の特権性を強調するため異端を標榜する人がいたのが難点だった。

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高原英理@ellitic

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島田雅彦との対談で浅田彰が「いまどき異端って。ぷっ」といった態度(正確ではない。印象)をとっているのはその意味では大変正しいのだが、その批判は流行が過ぎても偉そうにしていたシブサワかぶれの諸君に向けるべきで、単にプロデュース開始時点の協力者でしかない澁澤龍彦を貶す理由にはならない

高原英理@ellitic

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