ポスト

ある青年には子供の頃に憧憬を抱いていたお姉さんがいたが、上京してから忙しく日々を過ごすうちに淡い初恋も記憶から薄れていった ある時法事で久々に帰省し、駅降りて懐かしい地元の風景を眺めているとふと背後から「久しぶりだね、少年」と声を掛けられる

メニューを開く

みんなのコメント

メニューを開く

声の主を振り返ると、あの頃と変わらぬ姿のままのお姉さんがいたのだった 突然の再会に驚きながら、かつての恋心をふと思い出す 面映ゆさを感じながら「でも、ボクはもう少年じゃないよ!」と答えると、「いや、キミは少年だよ。少年でいなきゃダメなんだ、ダメなんだよ…」と迫ってくるバケモンの話

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ