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実は、30歳にして自治体の教職員組合の書記長を務めた。その任期がついに先日満了した。「組合」といえば皆さんにとって煙たい話題だろう。よくわかっている。しかし、今の私には書き残さざるを得ない話なので、ここにそうさせてもらう。多分だいぶ長くなるけれど、お付き合いいただけるとありがたい。
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3年前に話が来た。市立高校の小さな組合では役職を輪番で回しており、うちが書記長の番だった。誰もやりたくない仕切り役。「やってくれんか」の言葉に、押し付け合いになるよりはと、ほとんどノリで引き受けた。30代書記長は異例のことで、史上最年少であったそうな。
組合活動を本来の姿に取り戻されてる取り組み、感動すら覚えました。私が小学校のときに組合の先生らが非組合の教頭先生に執拗に嫌がらせして自殺に追い込む事件があり、以来、組合教員を信じていませんでした。彼らとは真逆の姿勢を取られ、信頼関係を引継がれたことに頭が下がる思いです。
書記長、お疲れ様です。自分も教職員組合の仕事をやり、教育委員会などに交渉に行き、労働環境改善を交渉して、前向きに改善してもらいました。逆に現場の困ったことを知らせてもらってありがたいという感じでした。組合率の低さが今日の現場の疲弊につながっていると思います。
あっという間に読み終えました。組合はイデオロギー、という固定観念を和らげていただきました。仰るように新自由主義に危機感を感じています。分断し搾取する、現実が世知辛さを増す中で職業や世代を超えて協働していきたいですね。よい機会をいただきありがとうございました。
流石、組合の書記長を務めあげて来ただけのことはありますね。 長文でしたが、流れるように読み通すことが出来ました。 若者の間で、タイパとかコスパという言葉が流行る昨今、あえてみんなの為にひと肌脱ぐみたいな貴殿の行いを観ると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思いました。