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台東区で吉原の観光活用の動きがあり、来年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公は蔦屋重三郎で吉原が大きなスポットになります。 大吉原展は事前に強い批判を浴びましたが開幕後は沈静化し、当初の批判者たちも静まってしまったようです。むしろ無批判のありように日本の後進性が浮かび上がっています。
メニューを開くアライ=ヒロユキ ARAI Hiroyuki@arai_hiroyuki
女性が過酷な抑圧を強いられた史実言及の過少さは、歴史学や社会教育の範疇で別の人が指摘すると思いますので、私は海外での美術/博物館での社会正義への取り組みを念頭に置きつつ、キュレーション寄りの批判を柱にしました。 本展からは、吉原を金にしようというより大きな動きも垣間見えます。