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『相手の嫌いなところを言わないと出られない部屋』に入れられたヴィエラ族と異種族のお相手。 考え込むパートナーを横目にヴィエラ族はぽつり。ひとつだけある、と。 まさか日頃から不満を持たれていたのかと動揺するその人を見て彼は、彼女は言うのだ。 「きっと、俺(私)を置いていくところ」

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さくたろ🌕@_deux_s_

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もちろん必ずしも順番通りに、なんて限らないけどそれでも順当に行けば残されるのは自分の方だという自覚があるヴィエラ族。 だからこそ嫌いで、けれどそれすらもまたこの上なく愛おしいところでもある。 自分と異なる時を往くその人の命の輝きがただ愛(かな)しい。そういうものかもしれない。

さくたろ🌕@_deux_s_

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