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【秋聲、光太郎、麟太郎】 「ある時期、玉ノ井は、若い芸術家たちにとって、魅力の対象とされていたこともあつた。思いがけないところから、徳田秋声先生があらわれたかと思うと、高村光太郎氏が一軒一軒、たんねんに女のいる窓を覗きながら歩いている。そういう光景にはいたるところでぶつかつた。
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私が玉ノ井で、もつともよく会つたのは武田麟太郎である」 尾崎士郎「玉ノ井」(『わが青春の町』河出書房新社、昭和38年4月) dl.ndl.go.jp/pid/1671507/1/… 秋聲や麟太郎は、まあそうかという気がしますが、意外なのは『智恵子抄』の詩人の名。