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短歌 あやめ草 うきに生ひたる 長き根を 今日こそ人の 梓弓 引きつゝ取らめ わび人は 心ならでも 世の中に 生ひ出でにしを ひたすらに 恨みなく音の 限りなく 苦しき海に あるがごと からき嘆きを 繰り返し 沈みし果てを うたて人 かひあれとのみ 塵泥の こゝら積れる 沼にだに

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踏み入る憂さの いかならむ いかほの沼の 深くして やがて底ひに 沈むべき 憂き身の程を 定めたる 根もくたされて かひなきを などかはしひて 世の中の 憂き人のみな あながちに 取り所ある ものとのみ 空目に見つゝ いたづらに また明け暮れに 事成せと 言ふもむなしく 萎れにし

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