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備忘。連休に読み終えられなかった本。どちらも抜群に面白い。尾崎彰宏『静物画のスペクタクル』（三元社.2021）16〜17世紀オランダ美術の読み直し。黒田明伸『貨幣システムの世界史』（岩波現代文庫.原著2003、増補版2014）一国一通貨はつい最近の制度。それ以前、貨幣が足りない時代を描き出す。 pic.twitter.com/M5jANErdL6
メニューを開く佐藤直樹『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』（世界文化社）通史・概説では物足りない。個々の作品鑑賞こそが理解の早道だと先行作品との影響関係がどのように画面から読み取れるかを図版で着目点を示すスタイル（文章と同じ頁に図版が示される。時に同じ画の図版を繰り返す読み易さ）膝を打つ思い。
