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映画への評価が正しいか間違ってるかの前にまず残さないといけない、というスコセッシ監督の姿勢はほんと正しい。残す作業をしないとフィルムもデジタルも消える。消滅する。(映画保存運動に助力してほしいと黒澤明に力説したら「目に狂気がある」とゴッホ役のオファーが来たのは有名な話)
メニューを開く(フィルム映画が『映画』なのか、デジタルは『映画』ではないのか、どちらが優れているのか、残るのか、という議論があるが)「その考え方はもう古い。『デジタルか、フィルムか』ではない。『デジタル+フィルム』です。組み合わせです。我々は古い映画を修復するとき、傷んだフィルムをスキャンし、…