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(雄略の後継である)清寧天皇に「子がいなかった」というのも、民話によくある「子供に恵まれなかった老夫婦」の変形であり、異常誕生の子(桃太郎的な)の「代わり」としてオケとヲケの兄弟が充てられていると考えられます。その結果として「天皇家の血脈」が続くことになるわけです。

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はるぱうす@halbaus

神話的構造から考えるならば、オケ王(仁賢天皇)が父の仇である雄略天皇の娘を娶ったのは、つまり「雄略=冥界神」であり、この物語が「炉神(祖霊)の加護を受けた英雄が冥界から姫を連れ出す」という灰子譚の系譜にあることを示しているのではないかと思います。

はるぱうす@halbaus

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悪縁(ケガレ)により絶えてしまうはずだった天皇家の血が、亡きものとさせられたはずのオシハの子(オケ)と、すでに冥界に居る祖霊(雄略)の娘との婚姻=冥界くぐりによって、現世に再生されるという物語…なんじゃないですかね。

はるぱうす@halbaus

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