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アン・バンフィールドのノン・コミュニケーション理論を導入する平中悠一『「細雪」の詩学』の第2部で「インストゥルメンタル・プライヴァシー」ということばを見かけ、阿部和重『インディヴィジュアル・プロジェクション』のフランス語訳のタイトルがProjection privéeだったことを思い出しました。

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東京堂書店@神保町@books_tokyodo

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「人間の主観ではなく、カメラの感光板のような非人称の意識が、〈私〉のいない〈いま〉〈ここ〉で、主なき中心による構造化されたプライヴェイトな時空から、世界の一部を感知する。その“制限された主観性”を「小説の言語」は表現することができる。」(平中悠一『「細雪」の詩学』、217頁)

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