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中島敦作、5月の庭を描写した五言律詩。 バラが香り豊かに咲き誇る、花びらの色(冷艶)、花びら重なる様(豪華)。蝶、蜂が花と嬉(たわむ)れる、バラの「奢」な様。草花作りに熱中し、バラの豪華さを見て喜ぶ自分の姿を突き放し、自分の現状(貧寠士)とバラ(富貴花)とを対比させ「可嗤」と自嘲している。 pic.twitter.com/xD77vW8aKy

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中島敦の会@NANK@NANK19751207

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もちろん深刻なものではなく諧謔的なもの。 <村田秀明「中島敦と芥川龍之介の漢詩」(1989年)>より。 写真のバラは敦が庭に植えたバラ・オフェリア。薄いピンクともクリーム色とも見える色の花です。 この漢詩では「浅黄」としているので、敦の眼には「薄い黄色」として映ったようです。 pic.twitter.com/Mr1wg4yPnz

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