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我慢し続けて外へ出た時、闇夜を迎えた空気はやけに冷たく、拒むようだったが、風を切って歩いた。 誰かが言うのが聞こえた。 ―今日は新月だよ。 納得が行ったような気がした。段々と心が落ち着いていく。このまま、夜に自分は溶ける。二度と戻らない。 #小説 #創作 #新月

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