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『ヒバリが揚がる』(1/2) いつもはユリカモメが飛ぶ空に ヒバリが揚がっている はげしく振動しながら 南の青空に 小さな鳥影が僕の目を しばたたせる 十数年の昔 突然ヒバリが落ちてきた 足元に 僕を無視して こっそり茂みにかくれる ひたむきに ひたむきに

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詩人 水口洋治bot(手動)@YojiMizuguchiP

みんなのコメント

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そのまっしぐらな姿勢に 心をつかれる 頭上はるか 早口にさえずっていた君 ひたすら 上り 下る 君に 僕ははげしく感動していた あの時の君と 今の君は違うだろう あの時の僕と 今の僕とは確かに 違っているだろう ひっそりと飛行機が飛んでいく ヒバリの揚がっている向こうを

詩人 水口洋治bot(手動)@YojiMizuguchiP

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