ポスト
からつい釣られて横に座り込んでそれを見る。「……五線譜？」「なんだおまえ、わかるのか？これはな、宇宙だぞ」至近距離でぴたりと交わったた彼の視線の奥の方が、きらめいていて余程宇宙みたいだって思って、それをそのまま伝えたら、あははって笑われる。「おまえ、また会えるといいな」って→
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言ってどこかに行く彼と次の再会は存外早くて、学校からの帰宅途中のバス停で、お互いに制服姿だった。「あれ、おまえどこかで会ったことある気がする」「…………そうでしたっけ？」覚えられてないなら知らないふりをしようとするけど、「あ！待った！おまえ、この間迷子になった公園で会ったやつ→
