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「ねぇ、オネーサン「やめてっ……!」オネーサンの白くて細い腕に触れるとパチンと弾かれた。どれだけ拒否されても、ずっとオネーサンだけ。オネーサンだけが好きで、大切だった。「オネーサン、だいすきだよ」いつも通りの穏やかな声でそう告げて、ポケットから銃を取り出す。もう使い慣れたそれに
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指をかけ、オネーサンへ銃口を向けた。愛しくて仕方がないオネーサンが見えない恐怖に震えている。「……ran」「オネーサン、俺ね、ずっとオネーサンを愛してたんだよ。この年になっても、オネーサンが靡いてくれなくても、変わらずにずっと」「……」「……じゃーね、オネーサン」いつもより震える指