ポスト
役に立つ人になりなさい。そんな促しが企業や教育機関で当たり前のように語られている。役に立つ方が役に立たないよりよいに決まっている、というのだ。役に立つ、役に立たない、この無慈悲な二者択一の常識を根本から疑うような言葉が、もっと語られてよい。有用性と尊厳はまったく関係がないからだ。
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く
学ぶこと、生きることが、働くことに勝る。人間の尊厳。植物人間、重度知的障害、痴呆性老人などが生きる苦しさを味わうことなく、陽だまりのなかで穏やかに医療福祉の優しさを権利として保障すること。お世話になるのは、赤ん坊と同じ。赤ん坊が泣き叫んでも治療停止、殺す人間はいない。
メニューを開く
役に立つ人になりなさい、という言葉の裏に、偽善性が隠れている、ということでしょうか。宗教的には、人格の優越性をいうでしょうが、人間が成長するには、役に立つ前に、日常の所作においての誤解、ごまかしを直す方が必要性が高いということがあると思います。若松さんを信仰者として信頼しています…
メニューを開く
役に立つにも、もう役に立っている これから役に立つ、役に立つ筈が立てなかった、やろうとしていた事を人にとられた、他の人がやってるから別にイイじゃんなど色々ある… それらを状況に応じて説明するのは 無限で大変なので、簡潔に伝えると まるで立つ立たないの二元論みたいに なってしまいますね