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「裏金問題」が政治倫理の問題なら「環境省マイク切りマニュアル」は、「行政空洞化」「浅はかな政治姿勢」をよく表している。「最初から聞くつもりもない」から発言切断という強制終了を準備していた。その場にいた大臣は、非道な行為を止めるどころか知らんぷりをしてその場を去った。許されない。
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伊藤大臣は批判が高まるのを感じて、急いで謝罪に赴いた。「聞く力」どころか、「最後まで聞くわけにいかないから3分でマイクは切る」と事前の運用マニュアルに決めていたということは、環境行政としてすでに質を欠いていて、こうした失態を生んだ大臣の責任が厳しく問われるのは当然だろう。
