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冬乃くじ『猫の上で暮らす一族の話』表題作を読んだ。登場「系」物にとっての世界が、猫→外界という二層に分かれてるのが非常にわくわくするし、猫は当然動き回るので動く城的な楽しさもある。系たち、猫とそれぞれにサッとピントを合わせていく描き方も安定感がある。ここには色々なテーマが(続く)

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深澤うろこ@D-43 文学フリマ東京38@fukasawauroko

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読み取れる。同じ猫の上でありながら育った場所が違う系たちが、それ故に異なる性格を持っている。当然それは私たち人間に重ねられたメッセージでもある。全体に人間社会のメタファーが散りばめられていて、ブラッシングや爪切り等それ自体はユーモラスに思えるが、世界の現状を思うと涙が出て(つづく)

深澤うろこ@D-43 文学フリマ東京38@fukasawauroko

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