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大日本帝国憲法は大日本帝国天皇の後嗣を拘束するが、後嗣が天皇の位につけば、3条で天皇不可侵なので天皇は大日本帝国憲法に拘束されない。 実際に大日本帝国の昭和天皇は、大日本帝国憲法違反の日本国憲法を、よろこんで裁可公布した。
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第3条の規定は天皇が特別な存在であるというよりも、神ではなく、神聖な存在にすぎないことを示す規定。天皇も万能ではないため、政治権力を持てず政治的責任を負わない。これと第1条で形式的・儀礼的にすぎない「権威」としての行為のみとなった天皇の統治権は憲法にコントロールされる(第4条)。