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第二次大戦まで、紳士な英軍では除隊時に「デモブ・スーツ」という私服一式を支給する特典がありました(下士官兵限定)。ダブルのスリー・ピースかシングルのツー・ピース一式、帽子と革靴、シルクのタイ、シャツ二枚、シャツに合わせたデタッチャブル・カラー二枚、靴下二足、レイン・コート一着など。 pic.twitter.com/Oy5z5uyGR1
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ただし大量の除隊者全員に適切なサイズが行き渡るはずもなく、たいてい供給が追い付かず、在庫不足でサイズの合わないスーツを仕方なく貰って帰る兵が続出。着れないスーツ持っててもしょうがないので大量に売り飛ばされました。 それがいまだに古着市場に残ってるようで……すごい量だったんだなぁ。 pic.twitter.com/7XQRw7WwYW
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この制度、除隊したらすぐ「それなりにちゃんとした職」への求職活動につけるよう軍が計らってくれたということですかね 国も事情も違いますが、自分の祖父が満州から引き揚げた時には、背広と革靴だけは荷物に入れていて、内地に戻ってから職に就くのに役立ったと言ってました