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神掃ひに掃ひ賜ひて 語問ひし 磐根 樹根立 草の片葉をも語止めて 天の磐座 放ち 天の八重雲を伊頭の千別きに千別きて 天 降し依さし奉りき 此く依さし奉りし四方の国中 と 大倭日高見国を安国と定め奉りて 下つ磐根 に宮柱太敷き立て 高店原に千木高知りて 皇御 孫命の端の御殿仕へ奉りて

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樋口幸人@yukihitohiguchi

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天の御蔭 日の御蔭 と隠り坐して 安国と平けく知ろし食さむ国中に 成り出でむ天の益人等が 過ち犯しけむ種種の罪 事は 天つ罪 国つ罪 許許太久の罪でむ 此 く出でば 天つ宮事以ちて 天つ金木を本打ち切 り 末打ち断ちてて 千座に置座に置き足らはして 天つ菅麻を本刈り断ち 末刈り切りて

樋口幸人@yukihitohiguchi

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