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◆「どうしても夜明けが怖くて寝すぎてしまうんです。なので仕事に行けなくて困ってて」顔の見えない男から丁寧に話を聞いていた藥師は眼鏡を押し上げてから手元の小さな藥壜を幾つか取り出して混ぜていく。出来上がった靑は何処か明けの空に近い色をしていた。

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靑色研究所@猫市@nekoitiomoti

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「黎明の靑を処方します。一包ずつ包みますので、寝る前にお飲みください」調合された藥の入った小瓶を二足歩行の小さな猫たちが部屋の奥へと持っていく。「多用すると眠れなくなりますので用法容量は守ってくださいね」

靑色研究所@猫市@nekoitiomoti

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