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シアター1010「ひらかな盛衰記」。呂勢と清治、千歳と富助、の鉄板コンビはまさしく鉄板なのだが、芳穂を特訓中の錦糸や、靖太夫を引っ張る燕三だと、三味線方の気概が違うのか、熱量高めな気がする。いつでも眼力強めな清志郎も静かにアツい。どうかすると、今日の清治はぬるいくらいだったので…。

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シアター1010「ひらかな盛衰記」。36年ぶりという楊枝屋の段は、半分くらい意識を飛ばしてしまい、だからあまり上演されないのだな…を実感できた。お猿がチョロチョロ動くのが可愛らしいのだけれど。この段があると、宿屋の理解が深まるが…冗長ではある。義仲の遺児、駒若を守るため奮闘する人びと。

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