ポスト
「他の奴には秘密だぜ？虎の夢、だ」 「とら？」 不思議そうに小首をかしげる 「五虎退の虎はかわいいよ？」 「それでも虎は虎だ」 わざと嫌そうな顔をすると「日本号のほうがずっと大きいのにw」とケラケラ笑う 「人の弱みを笑ったな？そんな悪い子は罰として『湯たんぽの刑』だ！」 少し力を込めて
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抱え直すと少し怯えた顔をする 「『湯たんぽの刑』？」 「そうだ 俺の布団で、俺と一緒に寝て、俺の湯たんぽになってもらおうじゃねぇか そしたら、良い夢見られるかもしれないしな」 日本号は主を抱きかかえたまま自室へ戻り、そのまま冷えてしまった寝床へと潜り込む 寝付くまで、ポツポツと小声で
