ポスト

しかし彼の目線は猫に注がれていて私には気付かない。そのまま気付いてもらえるまで先輩を観察する。すぐに追い払うのかなと思えば、先輩はしゃがみ込み先頭の猫の頭を撫でた。それを見た他の猫も先輩へと擦り寄っていく。私も猫たちと共に先輩に近付いた。「……見てたのか」「見てたっていうか」→

メニューを開く

あめの🎐@na2nosena

みんなのコメント

メニューを開く

「ずっと後ろからついてきてました」「なんで声を掛けないんだ。びっくりするだろう」「なんか楽しくて。動物たちが先輩に着いて回る気持ちがわかる気がします」シャンと伸びた背筋、一定の速度でまっすぐ歩き、その度に揺れる黒髪。見ていて飽きないのは好きな人だからだろうか。→

あめの🎐@na2nosena

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ