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昨年1月27日産経の平川祐弘氏の「正論」も衝撃的だった。平川氏は英文学者中野好夫や劇作家木下順二が戦前と戦後で小泉八雲の評価を劇的に変更した事実を論証しつつ木下氏が中野氏の紹介で戦後GHQの検閲官として勤務していた事実を挙げ、憲法21条に違反しながら「検閲する自分を正当化した」と嘆いた。

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高洲 宏志@zarasuto

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「検閲はこれをしてはならない」という条文のある憲法下で検閲の仕事に従事する。ジョージ・オーウェルが正に「1984」で描出した二重思考の状態だ。オーウェルの天才性は、独裁的支配体制にとって二重思考こそが当該国民に歴史を忘却させ抹殺する上で最も有効な思想的武器であるのを洞察した点にある。

高洲 宏志@zarasuto

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