ポスト
隣町にはすぐ着けるから、最後になるかもしれないこの町を目に焼き付ける。 そろそろ帰ろうと思い立ち上がる私の前には朝の海賊がいる。 怖くて声が出ない。出せない。 後ろにも仲間がいたらしく呆気なく捕まってしまった。 目を覚ました時には見知らぬところにいた。
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暗くて何も分からない。 だからと言って変に動くわけにもいかない。 そう思っていたところに足音が聞こえる。 怖くて仕方がないからと布団にくるまり寝たフリをする。 急に音が一切聞こえなくなった。 足音も声も何も。 部屋が少し明るくなる。 扉が開いたとすぐに理解した。なのに音がしない。