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僕たちが本を読んだり、人の話を聴くのは「宇宙の真理」を会得するためではありません(それは凡人には無理)。そうではなくて、さまざまな「個人の感想」の間に歴然と存在する「真実含有量の差」をみきわめる知力を身につけるためです。この世の中で僕たちが出会う問題の99%は「程度の問題」です。
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個人の感想にも、賢愚真偽良否の程度差というものがあります。その程度差をみきわめる能力を「知恵」と言います。あらゆる言明を「それって個人の感想でしょ」で切り捨てる人は「真実である蓋然性が高い言明」と、まるっきりの妄想や嘘の間の差に自分は関心がないと言っているに等しい。