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あるインタビューでパンタは「オシャレサブカル映画として持て囃されていた『イージーライダー』よりも『ワイルドエンジェル』のほうに惹かれた」(要約)と語っている。『イージー』は日本公開当時どのように受容されたかが見える一例に、朝日新聞でルポ『アメリカ合州国』を連載した本多勝一が(続く
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帰国後、日本の観客が例の結末を一種のファンタジーとして受け止めていることへの違和感を書いたという点を挙げることができる。現実に南部アメリカ取材で身の危険を感じた本多にとって、あの結末はリアリズム以外の何者でもなかったのだ。