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サンドイッチ──具は昨晩の残りのポテトサラダとハムだ──に再び齧り付く。六枚切りの食パン二枚で挟んだそれはかなりのボリュームだったが、osmにとっては朝飯前だった。 高校へ入学してから、以前にも増して腹が減るのだ。けれども、毎日買い食いするのでは財布の中身が心許ない。
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それ故に、osmは一年の頃から自宅にある食材で簡単なものを見繕い学校へ持ってくるようにしていた。 あっという間に食べ終え、ごちそーさんでしたお包み代わりのラップを片手で小さくまとめた。食べるん早いねえとまた笑みを溢す彼女。そういえば、昼になるといつも小さな弁当を机に広げとったなと
